この世の終わり
以前、時間は存在しないとか実在とは何かなど訳が分からんことをほざきましたが今日は怖ぁ~い話にしましょう。この宇宙が137、8億年前に突然出来て今も広がり続けているのはどうも確からしいです。あの夜空に見えるか見えないか位の遠い星ぼしも137億年前は貴方の足元にあったわけです。信じますか?、たぶん無理でしょうね。
で、こんな本を紹介しましょう。この宇宙、つまりこの世に始まりがあったんなら必ず終わりがあるよねという話です。
中味はこんな感じで考えられるいろんな終わり方を紹介してます。先ほど宇宙は広がり続けていると書きました。つまり、膨張しているんです。昔からこの膨張はいつまで続くのが議論になってきました。終わり方としては広がり続けて何にも無くなってしまうとか途中で縮み出して始まりの一点に戻るというのもあるらしいです。
でもそんな終わりになるのはとんでもなく先のことですから心配しなくていいですよ。それよりずっと早くに太陽が膨れ上がって地球を呑み込んで貴方も私も地獄の業火に焼かれる運命にありますからそっちを心配した方が良さそうです。
でもそんなことが起こるのも先の先の先のことで心配無用です。それより、「真空崩壊」というこの世の終わり方があるらしいのが最近話題になってます。真空というのは何も無い空間で宇宙空間はもちろんですが我々の身体を含めあらゆる物質は実はスカスカで体積のほとんどは真空なんです。それはそれとして怖いのはこの真空がどうやら偽物らしいんです。ではホンマモンの真空があるのかと言ったらすぐ隣にあるようなんです。そしてホンマモンの方がエネルギーが低い位置にあるらしく偽物は本物に行きたがっています。ただ二つの真空の間には高い山があって簡単には越えられないらしく我々はこの世の偽の真空の海でヌクヌクとしていられる訳です。もしこの山に亀裂でもはいったら偽の真空は一気に壊れて真の真空に雪崩れこむことでしょう。そこではこの世のものは存在出来ません。おそらく原子などというものもなく一切が無の世界かも知れません。さて、ではこんなことが起こるでしょうか。待っていてはなかなか起きません。おそらく膨張宇宙なんかの方が先に来てしまいます。でもどんなダムも蟻の一穴から崩壊してしまうように場合によっては真空崩壊が起こるらしいのです。その一穴の可能性があるのが超高エネルギー粒子の誕生や小さいブラックホールの誕生とかトンネル効果で二つの真空が繋がってしまうことなどです。これらは時間の問題というより確率の問題ですからいつ起こってもおかしくない訳です。もしかしたら宇宙のどこかで既に起こっててヒタヒタ(と言っても光速でですが)と近づきつつあるかも知れませんし、明日貴方の頭の上で起こるかも知れないです。どうです、いくらか怖くなりましたか。でもご安心ください。もし真空崩壊が起きても誰も気付きませんから。
そんなことを考えながら今日はまた愚理夢園に向かっていました。途中、昼になってラーメン屋に寄りました。味噌ラーメンにしました。
美味しく頂きましたが医者からラーメン食ってもいいけど汁は飲むなと言われてるので汁は残しました。明日、真空崩壊して消え去るかも知れないのに今さら命の心配してどうすんだというツッコミは無しでお願いします。
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