年縞?
今日は金沢に行く予定。豪雨の予報でしたが昼には上がりそうです。それにしても能登は気の毒です。地震の瓦礫も片付かないのに今度は大雨です。何とかならんのか。朝7時過ぎに三田の自宅を出ました。しばらくは曇り空でしたが京都府北部から福井県に抜ける辺りで結構激しい雨に遭いました。でもしばらくするとまた曇り空になりました。気温も下がりまずまずのドライブでした。ところで皆さん、年縞ってご存じですか?我が輩、知りませんでした。福井県に入って小浜から敦賀まで国道27号を走りますが途中若狭町辺りで年縞博物館がありました。これは寄ってみましょう。
年縞博物館です。
入口です。入館料は500円です。でも70歳以上は無料です。そのせいかどうか知りませんが子供から年寄りまで結構来てました。
入るとミニシアターがあって年縞の説明があり2階が博物館になっていました。さて、年縞とは何かですが池や湖に沈んでたまった堆積物なんだそうです。ナーンダ、大したことネェじゃんと思うでしょ。ところがドッコイ、この福井県の三方五湖の一つ、水月湖の年縞は7万年分が見事に層になってたまったようで世界的にもここだけだそうです。上の写真は3万5千年前の堆積物の層です。
こちらは7万年前です。縦線一本一本が1年分です。風が吹いたり流れがあれば水の底とは言えかき混ぜられてきれいな層にはなりませんから7万年の間そうっとしてたと言うのは信じられません。機会があれば皆さんも一度行ってみたら如何でしょうか。
年縞と言うのはもちろんあちこちにあります。これは栃木県にあった物だそうです。何年分かは書いてないので分かりません。
1時間ほどで出てきました。隣には縄文博物館があります。水月湖の年縞は縄文遺跡を調査中に偶然発見されたとのことです。
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